まちづくりゲーム体験ワークショップ

第7回まちづくりゲーム体験ワークショップ『漁村活性化ゲーム』開催報告

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漁村活性化ゲーム-Fishest- とは

ふだん水産業に直接的に関わりのある人からそうではない人たちまで様々な方々にこれからの漁村はどうなれば良いのかを考えるきっかけとなるゲームです。
自分自身で漁村や水産業に関する課題を考えてその解決を目標とし,その状態に近づくように経済(=資金),社会(=雇用),環境(=資源回復への貢献)の3要素それぞれの得点について,バランスを考えながら高めていきます。

開催報告

漁業マネジメントと海の資源管理を体験

ゲーム制作者には、水産研究の専門家である東京大学大学院杉野助教授、一社)PineTreeの今井さんと寺田さんの3名にお越しいただき、会場は東京大学弥生講堂アネックスにて開催。

漁村活性化ゲームは、地域住民(漁業者、漁協含む)が、「どんな水産業の未来をつくっていきたいか」を考える為に設計されたゲーム。漁業マネジメントと海の資源管理を体験できます。

漁で得た資金を大型船に投資したり、資源回復に繋がる取り組みを行ったり。早い段階で破産してしまう脱落者もちらほら。
リアリティのある仮想漁業を楽しむ中で、SDGsにも繫がる海の持続性を考えられる内容でした。

ゲーム体験後は、専門家側とゲーム制作側、双方からゲーム開発プロセスをお伺いでき、テーマへの理解をより深める機会となりました。

感想

参加者の感想 ※一部

・漁業の持続可能性という点で、環境のみならず、経営の持続可能性のむずかしさを理解することができました。
・漁業に縁遠い生活をしていましたが、資源回復と投資の考え方がバランス良く体験できました。
・マネジメントゲームとしてバランスが良く、非常に面白かった。
・作る側の「シンプルに」と、専門家の「あれこれ入れたい」という意見が分かれるのは、どのゲームでもあるのだとわかりました。

■参考リンク
ゲーム開発:一般社団法人Pine Treeホームページ

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