昨年11月の千葉商科大学でのゲームデザインワークショップ以来、温め続けてきたワークショップ企画。このたび、4名の参加者をお招きしてトライアルを実施しました!
ゲーミフィケーション的発想を体験するワークショップ
本プログラムは、普段感じている課題や、日常生活の困りごとなどを、楽しく簡単にゲーム化してみようという企画です。いわば、ゲーミフィケーションの着眼点で、物事を発想してみる体験をするプログラムになっています。
ゲームは、参加者の参加度合いをぐっと高めるひとつの仕掛けです。我々はゲームを通じて追体験をすることができ、目で見るよりも耳で聞くよりも、ずっと楽しく自分事として対象を捉えることができるようになります。
ワークショップを通じて、誰もがゲーミフィケーション的発想ができるようになる。そんなプログラムを狙いとしています。
ゲームのメカニズムを知ってゲームを考える
ワークショップでは、ゲームを実際に体験した後、ゲームのメカニズムを学びながら、オリジナルの発想法をもとにゲームの企画にチャレンジします。
今回のトライアルは、完全オンラインで実施。スマホアプリやスプレッドシートを活用しながら、一人ひとりゲームの発想を導き出すことを目指しました。
今回のテーマは“断捨離 ” に
テーマは参加者から募り、今回は“断捨離”がテーマに。捨てて良いもの、捨ててはいけないものを分別することがなかなかできないことが、ゆくゆくは社会的なゴミ問題に発展していくのでは、という視点からのテーマでした。
結果、短時間でしたが、それぞれが多様なオリジナルのゲームの発想をすることができました。例えば、本当に捨てたいと思っているのかどうかプレイヤーの嘘を見抜くゲームや、物を捨てる基準をプレイヤーが考えてみて実際に物を捨ててしまおう(またはメルカリで売る!?)というちょっとドキドキするアイデアも飛び出しました。
参加者の感想(一部)
● 全体のプログラムの流れがよく出来ている。サンプル体験→要素説明→ゲーム企画。 ゲーム自体も、内容のあらすじくらいで終わりというのも良い。他の人がつくったものをどんどん盛り上がっていく感じが面白い。後半もっと時間を取ると楽しくなるかも。スマホでの補足資料、スプレッドシートなど、オンラインでもやりやすい工夫がされていて良かった。
● 実物のゲームを作らなくても、発想の仕方として、ゲーム的に発想してみる、という癖がついたら課題解決を考えやすくなる。この講座をうけることで、その発想に気付くのは面白い。ファシリテーションの際にもそういう点をつついてあげると、ゲーム作り以上の可能性を感じる。
ご関心ある方はぜひご連絡ください!
本プログラムは、もう少しブラッシュアップをして皆さまにも体験いただけるようにしていきたいと思います。体験したい!一緒に取り組みたい!という方がいましたら、ぜひお気軽にお声がけください。
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