Turn the Townとは
今回体験したゲームは『Turn the Town』。医療関係者で構成される任意団体HeLPersが2018年に独自に作成したボードゲームです。
社会的なサービスを通して、人、そして、地域を健康にすることをテーマにしています。人、そして、地域を健康にする社会的サービスと患者さんをつなげることを社会的処方と言います。
日本においてもこの社会的処方という考え方を広く普及させるために作られたボードゲームです。
開催要旨
5月26日(日)、記念すべき第1回目となるイベントを開催しました!
まちづくりゲームを体験することで、「無関心」から「関心」へ、「関心」から「行動」へ、一人一人の状態から「1マス進む」ことを目的として開催。
さらに開発者ご本人に開発秘話などをお話し頂くことで、よりそのゲームの本質や意図を学ぶ機会としました。
感想
参加者からの感想
・健康は病気にならないと考える機会が無いが、きっと誰もが予備軍として普段から自分自身の健康について見直す機会が必要だと感じた。
・医療のことを話せる場所が病院しかないことが課題だと感じた。
・個人のゴールとチームのゴールのすり合わせや共有の難しさを体験した。社会の課題に通じる部分があると感じた。
・医療系のまちづくりゲームはあまり聞いたことがないが、やってみて、より多くの人にやってもらうことで一人一人健康について考えて欲しいと思った。
・グループごとに違う結果となったことも、気付きの一つだった。
開発者からの感想
・感想の際に我々が開発の際に意図していた内容の話があり、伝わっていることが実感できた
・予備軍という普段使わない言葉が使われていることで、少しずつ意識が変わる契機となると嬉しい
・よりTurn the Townを広めていく際にうぼらぼと協力してやっていきたい
運営側より所感
運営側も、ゲームをしている最中には気付かない制作者の方々の一つ一つのカードの内容の意図や設定に込められた想いを聞くことができ、とても貴重な体験でした。
健康は自分自身のことながら、時間を設けて考える時間が取れないのが現状となっています。
自分自身の体と会話する時間を設ける、設けられないようであれば、他人と一緒にそのような時間を設けられるようなコミュニティを作るよう模索しようと思います。
参加して頂いた皆さま、運営側の皆さまありがとうございました。
■参考リンク
ゲーム開発:HelPersホームページ
コメント