まちづくりゲーム体験ワークショップ

第6回まちづくりゲーム体験ワークショップ『どうぶつの里』『マザーアイランド』開催報告

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『どうぶつの里』とは

『どうぶつの里』は、里山に生息する生き物を学べるカードゲームです。食べる食べられる食物連鎖の関係の生き物をつないでいきます。日本人なら知っておきたい里山の身近な生物をしることができます。

『マザーアイランド』とは

『マザーアイランド』は世界遺産小笠原諸島の自然が学べるカードゲームです。火山噴火で出現した島にやってくる生き物をうけいれて、自然豊かな島をつくっていきます。ゲームをすすめながら、小笠原固有の生物や外来種の問題を知ることができます。

ゲーム体験

現役の生物調査員であり、ゲーム開発者でもある奥宮さんをお招きして2つのゲームを体験しました。
開催会場:みらい研究所(神保町)
参加人数:計19名(うち大学生9名)

食べる食べられるなど、関係性のあるカードを繋いでいく簡単なゲームですが、生息地や希少種・外来種など、生物の世界ならではの特徴がゲーム性を高める要素になっています。遊びの中で学びが深まる仕掛けの溢れたゲームを楽しめました。

出口戦略とゲームづくり

ゲーム後は、奥宮さんからゲーム開発の過程などをお話頂きました。
印象的だったのは、出口戦略を踏まえたゲーム設計のお話。いずれのゲームも、遊んでもらう対象を想定して、適したプレイ時間や難易度などのゲームシステムの設定が明確で、ゲーム開発を考える人間にとっては大きな気づきとなりました。

参加者の感想

●身近な動植物のことを知るきっかけとしては、最高だと思います。ここから実際に、動植物や自然に触れあう機会が増えるはずです。
●とても勉強になり生態系がわかりやすくて楽しかった。マザーアイランドの島を育てていく感覚があり、時間があればもう少し長くやりたいと思いました。
●シンプルなゲーム性でありながらも考え次第ではいろいろな方向性にもっていけると思いました。
●初めて触れる知識やしくみが素早く頭に入っていくのが良いですね。

■参考リンク
エコロジカル・シンキングのBEANS BEE ホームページ
みらい研究所 FBページ

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