お寺ボードゲーム『檀家-DANKA-』とは
『檀家-DANKA-』とは、プレイヤーはお坊さんとなりお寺を運営、6種類のお勤めによってお坊さんやお寺のファン「檀家」を増やしていくボードゲームです。
日本に7万以上あるといわれる仏教寺院を拠点として、お坊さんがどのような考えや思いで活動をしているのか。ゲームを遊ぶことで、自然と目が養われます。
皆さんで一緒にボードゲーム修行をいたしましょう。合掌
ゲーム体験
サイコロの目に合わせてお祭りを開催すると檀家が増えたり、修行を怠ると「諸行無常」となり檀家が離れていったり(汗)。大仏護持の役割を務めると檀家集めに絶大な効果をもたらしますが、他のプレイヤーは大仏護持の役割を奪取して一発逆転を狙うこともできます。
絶妙なゲームバランスのもと、会場は大盛り上がり。自然と、普段のお坊さんの苦労やお勤めを疑似体験できるゲームでした。
開発者を交えた対話
「一切皆苦」とは、ままらない、という意味。ボードゲームでも、サイコロの目など思い通りにならない事ばかり。ボードゲームと仏教の四法印を重なり合うのでは、というオリジナルの「ボードゲーム法話」をお話頂きました。
その後、コンポーネントへのこだわりや、お坊さんがゲーム開発に至る背景などをお聞きしました。お坊さんが制作した最も古いゲームは「浄土双六」だとか。質問は、お寺業界やお坊さんの勤務体系などにも渡り、普段は知ることない、とても興味深いお話をお聞きできました。
参加者の感想
●ゲームプロセスにお寺の様々な営みが入り込んでいて、非常に面白かったです
●全く知らない活動を知ることができて、とても良かった。今回のゲームを通じ、色々な職業を知るゲームもできそうな気がしてきました
●寺院の運営の側面をゲーム化されていて、大変興味深く、楽しめた。カードの種類やゲームのルールなどがよく考えられている
陽岳寺では、いろんなゲームを楽しむ会が定期的に開催されています。お寺でゲームなんて面白そう。一度遊びに行かれてはいかがでしょうか。
■参考リンク
ようがくじ「不二の会」